可憐なるマリー・アントワネットの部屋

2018年05月15日(火) #贈り物のお話


2018年5月12日、170年以上扉をしめていたマリー・アントワネットの部屋が一般公開されました。

ヴェルサイユ宮殿の管理人にとって、マリー・アントワネットの小トリアノンの修復は一つの大きな課題であり続けたのですが、ついに実現したのです。

2013年以来、ラグジュアリーブランドのDiorが100%メセナとして、修復が続けられてきました。

この修復は伝統的な職業である高級家具師、絹職人、飾り紐・モール職人、金箔・金泥師等々の価値を再認識させるものでもありました。これらの職人たちの細部に対する情熱は目を見張らせるものがあります。

 

アイコン修復されたマリー・アントワネットの部屋

こちらは、二階にある大きなサロ。

可憐なるマリー・アントワネットの部屋

あでやかな黄色の絹が壁に張り詰められて白と金に塗られた肘掛椅子をひと際見事なものにしています。

隣の家の中のビリヤードの間の上にある小さなサロンでは、赤く縁どられた白いダマスクに覆われたゴンドラ風の椅子がトリックトラックのゲームをするテーブルと並んでいます。

可憐なるマリー・アントワネットの部屋

ブードワールと呼ばれるこぎれいな居間では非常に明るい緑のバルダカン(天蓋)のあるベッドがフラゴナールの絵を彷彿させます。

可憐なるマリー・アントワネットの部屋

マリー・アントワネット自身は、自らが手掛けた自分の城を味わうだけの十分な時間を与えられませんでした。ベルサイユのトリアノンの庭にできたこの小集落が完成したのが1786年、その数週間後には革命で沸き立った群衆のためにマリー・アントワネットはパリへ戻ることを強いられたのでした。

この地は、マリー・アントワネットの最後の贈り物といえるのかもしれません。王家のユートピアを今日ではすべての人が楽しめるようになったのですから。現代に生きるわたしたちは幸せですね。

新しくよみがえったマリー・アントワネットの部屋の見学は、脆弱性も残っているため、予約制・ガイド付きとなっています。ぜひ行く機会のある方はビジットしてみてください。マリー・アントワネットが自ら手掛けた小トリアノン、彼女の天性のセンスの良さを学ぶこともできると思います。

 

アイコンマリー・アントワネットの部屋を再現されたい方は

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